ブックタイトル2017 ディスクロージャー誌

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概要

新たな創造と未来へ 魅力あるオホーツク網走農業の実現を目指して

沿革と歩み・事業の概要沿革と歩み1991平成3年9月1日JAオホーツク網走誕生1992平成4年3月1日JAオホーツク網走婦人部設立3月2日JAオホーツク網走青年部設立4月6日網走農民同盟設立1993平成5年4月15日麦乾工場起工式8月2日本所麦乾施設増改築修復式1994平成6年9月14日国債等窓販事務取扱開始1995平成7年7月18日農産物集出荷選別予冷施設落成式10月11日年末ジャンボ宝くじ付き定期貯金の取扱1996平成8年5月7日信用事業新オンラインシステム稼働5月31日網走市酪農ヘルパー組合設立総会9月2日合併5周年記念貯金特別推進キャンペーン1997平成9年1月7日合併5周年記念貯金ハワイ旅行招待抽選会3月24日オホーツク網走酪農機械利用組合設立総会7月25日あじわいふれあいJAクッキングフェスタ1998平成10年2月17日農村地域金融優良事例農林水産大臣賞表彰1999平成11年8月1日網走市内JA合併により、新生JAオホーツク網走のスタート2001平成13年7月14日JA野菜直売所営業開始11月8日高齢者福祉研修会開始2002平成14年5月2日訪問介護ステーション「たんぽぽ」開所12月25日網走市麦類乾燥調製貯蔵施設落成2003平成15年12月12日市内潮見に給油所開設〃生産資材店舗「グリーンプラザめぐみ」開設2004平成16年7月12日「グリーンプラザめぐみ」内にATM設置8月1日金融本店事務所1階へ移転2006平成18年1月4日信用事業オンラインシステム稼働(JASTEM)2008平成20年2月1日JAオホーツク網走とJA東もことの合併により新生JAオホーツク網走のスタート2009平成21年4月13日網走市麦類乾燥調整貯蔵施設増設工事修祓式2011平成23年3月4日平成22年度全中優良農業協同組合表彰受賞2013平成25年4月24日麦類乾燥調製貯蔵施設修祓式2014平成26年7月18日北浜給油所セルフ化施設開所式平成26年8月12日卯原内給油所セルフ化施設開所式2016平成28年12月23日新設東藻琴セルフ給油所開所式2000平成12年5月13日市民農園「ふれあいプラザ」開園8月27日ワクワクふれあい農業祭り開催事業の概要本年は、積雪が例年より少なかったことや春先の好天により融雪が順調に進んだことから、播種作業は近年になく早い開始となりました。その後日照不足と低温傾向はありましたが、畑作物全体の生育はほぼ良好に推移しておりました。しかし、8月中旬以降度重なる台風の上陸や低気圧の影響により、甜菜、馬鈴薯、青果、飼料作物に大きな被害をもたらし、減収と品質低下を余儀なくされた年となりました。麦類については、台風前に収穫を概ね終了し、秋播小麦・春播小麦とも計画並みの取扱高で、二条大麦では、計画を上回る収量とビール向け契約数量の増加もあり、総体的には計画を上回る結果となりました。又、馬鈴薯・甜菜については、台風による湿害の影響を大きく受け、馬鈴薯は疫病の発生が多く、甜菜においては褐斑病、黒根病の多発により低糖分で収量的にも計画を大きく下回る結果となり、農産全体では生産計画を達成することはできませんでした。又、青果についても春先の播種作業等は概ね順調に推移したものの、その後の低温傾向と8月の台風による暴風雨の影響を受け、収量の減少及び製品化率の低下となり総体的には計画を下回る結果となりました。一方、酪農畜産については、生乳は生産量の減少もありましたが、乳価の引き上げにより計画及び前年実績並みの生産額となり、個体販売の乳用牛、肉用牛については購買意欲が高いことから依然として価格の高騰が続いており、総体では計画を上回る生産結果となりました。総体的には農産青果の生産額が下回り、畜産の取扱額が上向きであったことと経営所得安定対策の営農継続払額、数量払相当額を含めて244億円の結果となりました。農協運営面では、第3次中期経営計画に沿って運営コストの低減に努め、組合員の生産コスト低減に寄与すべく生産資材の奨励施策等も継続した中で努力して参りました。又、地域内で確認されたジャガイモシロシストセンチュウに対する対応と政府による農協改革を含めた農業競争力強化プログラムの取り纏め、TPP関連など先行き不透明感が進む厳しい情勢の中で、組合員の皆さんにご理解とご協力を頂き計画以上の成果を上げることが出来ました事に深く感謝申し上げます。平成28年度の事業成果については、期中還元として肥料農薬奨励金で109,459千円、期中割戻として営農支援対策で28,546千円を実施し、さらに今後の農畜産物価格動向等を視野に入れ、早期の生産施設コスト引き下げを目標に固定資産の特別償却67,963千円を実施し、税引き後当期利益金として153,165千円を計上することができ、利益準備金を控除し、事業分量配当金として71,227千円を還元出来ます事は、組合員各位のご理解とご協力の賜物であり、深く感謝申し上げます。以下各事業についてご報告申し上げます。2