ブックタイトル2016 ディスクロージャー誌

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概要

新たな創造と未来へ 魅力あるオホーツク網走農業の実現を目指して

連結財務諸表の注記表3.貸借対照表関係(1)有形固定資産の圧縮記帳により直接減額した金額国庫補助金等の受入れにより、有形固定資産の取得価額から控除している圧縮記帳額は5,299,822,293円であり、その内訳は、次の通りです。建物2,174,944,968円、構築物604,682,593円、機械装置2,438,951,182円、車輌運搬具73,414,550円、工具器具備品7,829,000円(2)子会社に対する金銭債権及び金銭債務二以上の科目について一括して総額を記載しております。子会社に対する金銭債権の総額0円子会社に対する金銭債務の総額258,434,123円(3)貸出金に含まれるリスク管理債権1貸出金のうち、破綻先債権額は101,093,848円です。延滞債権額については1,228,074,754円です。なお、「破綻先債権」とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立又は弁済の見込がないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税施行令第96条第1項第3号イからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金です。また、「延滞債権」とは、未収利息不計上貸出金であって破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予したもの以外の貸出金です。2貸出金のうち、3ヶ月以上延滞債権額は249,156円です。なお、「3ヶ月以上延滞債権」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヶ月以上遅延している貸出金(破綻先債権及び延滞債権を除く)です。3貸出金のうち貸出条件緩和債権額はありません。なお、「貸出条件緩和債権」とは債務者の再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有利となる取り決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債権及び3ヶ月以上延滞債権に該当しないものです。4 1~3の合計額は1,329,417,758円です。なお、上記に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額です。4.損益計算書関係(1)子会社との取引高の総額子会社との取引による収益総額118,306,607円子会社との取引による費用総額28,769,727円うち事業取引高118,306,607円うち事業取引高1,067,323円うち事業取引以外の取引高0円うち事業取引以外の取引高27,702,404円(2)減損損失の状況1グルーピングの概要当組合は、事業用店舗については管理会計の単位としている部門別を基本にグルーピングし、賃貸用資産及び遊休資産については施設単位でグルーピングしております。また、管理部門、営農指導部門に属する固定資産、及び介護部門においては、JA全体の共用資産としております。なお、当期において機構改革が行い、また、Aコープ部門については、㈱ホクレン商事へ経営移管を行ったことから、グルーピングを一部変更しております。2当期において減損損失を認識した資産又は資産のグループの概要場所用途種類備考網走市字越歳329番地1越歳牧場柵補修他構築物越歳牧場構築物3減損損失の認識に至った経緯当組合は管理会計上の区分を基準として、部門別に固定資産をグルーピングし、その結果、畜産施設部門について事業活動から生じる損益の継続的な損失等が認められたため、当該資産グループに係る資産の帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当期減少額を減損損失(322,358円)として特別損失に計上しました。4減損損失の金額及び主な固定資産の種類毎の当該金額の内訳(単位:円)場所建物・構築物機械・車輌工具器具備品合計網走市字越歳329番地1(越歳牧場)322,35800322,358合計322,35800322,3585回収可能額に関する事項なお、回収可能価額は正味売却価額により測定しており、時価は残存価額を用いて算定しています。(3)棚卸資産の収益性低下に伴う簿価切下げ額販売品販売原価には、収益性低下に伴う簿価切下げにより、24,511,427円の棚卸評価額が含まれています。5.金融商品関係(1)金融商品の状況に関する事項1金融商品に対する取組方針組合員や地域から預かった貯金を原資に、組合員などへ貸付け、残った余裕金を北海道信用農業協同組合連合会への預け入れによる運用を行っています。2金融商品の内容及びそのリスク保有する金融資産は、主として組合員等に対する貸出金であり、貸出金は、顧客の契約不履行によってもたらされる信用リスクに晒されています。3金融商品に係るリスク管理体制イ信用リスクの管理個別の重要案件又は大口案件については理事会において対応方針を決定しています。また、通常の貸出取引については、審査課が与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っています。不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒引当金については「資産の償却・引当基準」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。ロ市場リスクの管理金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。67