ブックタイトル2015 ディスクロージャー誌

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概要

新たな創造と未来へ 魅力あるオホーツク網走農業の実現を目指して

83連結財務諸表の注記表    必要額を計上し、資産及び財務の健全化に努めています。   ロ 市場リスクの管理      金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、収益化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視したALMを基本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築に努めています。    市場リスクに係る定量的情報(トレーディング目的以外の金融商品)      当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以外の金融商品です。当組合において、主要なリスク変数である金利リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、貸出金、有価証券のうちその他有価証券に分類している債券、貯金及び借入金です。      当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後1年程度の金利の合理的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用しています。      金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当事業年度末現在、指標となる金利が0.50% 上昇したものと想定した場合には、経済価値が268,132,344円減少するものと把握しています。     当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提としており、金利とその他のリスク変数の相関を考慮していません。     また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合には、算定額を超える影響が生じる可能性があります。     なお、経済価値変動額の計算において、分割実行案件にかかる未実行金額についても含めて計算しています。   ハ 資金調達に係る流動性リスクの管理      資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、安定的な流動性の確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っています。  ④ 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明     金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額(これに準ずる価額を含む)が含まれています。当該価額の算定においては一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によった場合、当該価額が異なることもあります。 (2)金融商品の時価に関する事項  ① 金融商品の貸借対照表計上額および時価等    当年度末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次のとおりです。    なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについては、次表には含めず③に記載しております。  ② 金融商品の時価の算定方法   【資産】    イ 預金       満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額によっています。満期のある預金については、期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定しております。    ロ 貸出金       貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によっております。       一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区分ごとに、元利金の合計額をリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に代わる金額として算定しております。      また、延滞債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額としております。    ハ 経済事業未収金      経済事業未収金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。      また、延滞債権・期限の利益を喪失した債権等について、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額としております。   【負債】    イ 貯金       要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額( 帳簿価額)を時価とみなしております。また、定期性貯金については、期間に基づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定しております。    ロ 借入金       借入金については、一定の期間ごとに区分した当該借入金の元利金の合計額をリスクフリーレートである円Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算定しております。    ハ 経済事業未払金      経済事業未払金については短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、帳簿価額によっております。  ③ 時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次のとおりであり、これらは①の金融商品の時価情報には含まれておりません。(単位:円)貸借対照表計 上 額時   価差   額預金34,985,311,439 35,196,750,487 211,439,048貸出金(*1) 19,232,598,867 貸倒引当金(*2) △105,990,749 貸倒引当金控除後19,126,608,118 19,468,382,721 341,774,603経済事業未収金855,150,000 貸倒引当金(*3) △8,030,930 貸倒引当金控除後847,119,070 847,119,070 0資産計54,959,038,627 55,512,252,278 553,213,651貯金53,937,288,845 54,221,907,035 284,618,190借入金2,943,654,256 2,863,280,328 △80,373,928経済事業未払金2,262,246,700 2,262,246,700 0負債計59,143,189,801 59,347,434,063 204,244,262(*1)貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している福利厚生貸付金129,040,385千円を含めております。(*2)貸出金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。(*3)経済事業未収金に対応する一般貸倒引当金及び個別貸倒引当金を控除しております。(単位:円)貸借対照表計上額外部出資( * ) 2,226,485,790合 計2,226,485,790*外部出資のうち、市場価格のある株式以外のものについては、時価を把握することが極めて困難であると認められるため、時価開示の対象とはしておりません。